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医療・健康分野 山口大学医学部 神経筋難病治療学講座 教授
山口大学医学部 血液脳神経関門先進病態創薬研究講座 研究代表
竹下 幸男

たけした ゆきお

 

略歴

2007年  3月 山口大学医学部医学科卒業
2007年  4月 山口大学大学院医学系研究科学臨床神経学入局
        山口大学大学院医学系研究科大学院入学(機能神経解剖学)
        山口大学医学部附属病院研修医
2010年  4月 日本学術振興会特別研究員PD(〜2013年)
2011年  3月 同大学院卒業
2011年  6月 Cleveland Clinic Neuroinflammation Research Center Research fellow
2014年  6月 山口大学大学院医学系研究科 臨床神経学 臨床助教
2018年  4月 山口大学大学院医学系研究科 臨床神経学 助教
2021年  9月 外来医長、研究部門責任者 
2021年11月 山口大学大学院医学系研究科 血液脳神経関門先進病態創薬研究講座を助教(併任)として主宰
2023年  4月 山口大学医学部 神経筋難病治療学講座 教授
        山口大学医学部 血液脳神経関門先進病態創薬研究講座 研究代表
現在に至る。

 

受賞歴

2021年 日本神経免疫学会 Young Neuroimmunologist Award受賞、日本末梢神経学会学会賞
2018年 日本神経免疫学会学会賞
2015年 日本神経免疫学会研究創世賞
2014年 MSサマーカレッジ学会学長賞
2013年 Society of Neuroscience Hot topic 10に選出
2007年 山口大学学長賞、山口大学医学部長賞、山口大学医学部学術講演会奨励賞

 

メッセージ

脳疾患には、アルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症など様々な種類が存在しますが、血液脳関門と呼ばれる関門が存在するため、依然として効果的な治療法が存在しません。こういった状況において、私は、今回の技術により、脳疾患をターゲットとした新しい研究開発を効率的に進めることができると考えています。すでに多くの製薬企業と共同研究を行い、視神経脊髄炎の新薬の上市に貢献するなどの多くの成果をあげています。神経難病と闘病中の患者さんに新薬を届けるとともに、宇部市に脳創薬研究産業を創出していくことを目指しています。